今回から、新シリーズ「魅力を紹介したい」シリーズを始めます。
バンコク在住ナンパ師 たはら(@tahataha4646)が、タイ・バンコクを中心に、糞みたいなベタスポットから、あまり知られていない謎スポットも含め、「魅力を紹介したい」一つの場所をナンパレポート方式で堀り下げるシリーズ、
今回、その第一弾として、誰もが知るあのベタスポット、「カオサン通り」をナンパ的に取り上げようと思う。
いやもう、タイのガイドブックの1ページに載っていてもおかしくない、このベタスポット。今更感がありまくるが、知名度とは裏腹にあんまりナンパの切り口で語られていなかったので、ナンパしたある日の流れに沿ってカオサンのクラブ等も含め紹介していこうと思います。そんなにノウハウ的な堅い記事ではないので、ちょっとした読み物程度に軽く見て頂けると嬉しいです。
タイでナンパをしたい、そのためにもタイ語を少しでも話したい!と思う方はこの勉強法を試してほしい。タイ語が話せるだけで200%女の子の反応が良くなる。
第2弾、ホイクワンナイトマーケット編
1.カオサン通りって遠くない?何が楽しいの?
遠い。カオサン通りは、バンコク中心部の西側。ご存知の通り、遠い。公共交通機関が通っていないかつ、辺鄙な所にあるので、なかなか敬遠しがちだった。バンコクの中心街スクンビットエリアからタクシーで行くと30分ぐらい、軽く100バーツは超える。日中ならば船や、BTS・MRT+タクシーで行く手段もあるがそれでも遠い。
地図を縮小して見て頂ければ大分バンコクの西に位置するというのはお分かりいただけるだろう。この日、カオサンに着いたのは、土曜日の深夜0時前。遠かった。
いやもうマジ、人!!!!
これ別にお祭りとか祝日とかそんなんじゃない。ただの日曜日。年末の上野アメ横でももうちょい少ないぐらい。白人系を中心に、タイ人はもちろん、我々極東アジア系、黒人、インド系などなど、人種も様々。日本人もちらほら。ただ、やっぱ白人が多い。写真でも分かる通り、ざっと見7割以上が白人(ファラン)かな。
ちなみに↓は月曜日の写真だが、平日でもめちゃくちゃ多い。この通りに平も休もない。
通りを埋め尽くす人。もはや軽いフェス。
路上マッサージも30分150Bから
揚げサソリは100B
あと、この堂々と売られている「LAUGHING GAS」って、笑気ガスのことでいいんですか?昔、歯抜く時に麻酔として吸ってガンギマリして以来、一時超クセになってたから気になる。 めっちゃ質悪そうだけどww
こうやって風船にラフィングガス(笑気ガス)を入れて、息を吐いて少しずつ吸い込むらしい。大が100B、小が50B。
※脱法ドラッグ的に使われているらしいです。乱用は危険です。
吸引すると多幸感、酩酊状態になることから2011年からイギリスで「風船ガス」「シバガス」として乱用されるようになり、日本でも2015年から規制の強まった脱法ドラッグに代わり乱用されるようになる。「自転車のパンク修理用」などと目的を偽り販売されており、和歌山県・鳥取県では県条例により販売規制されている
うん、お祭り。人混みの中、歩く。狙いを定める。準備は整った。時刻は0時過ぎ。
2.カオサン通りのナンパスキームを見つけられるか
改めてカオサン通りは本当に人が多い。普通に移動するのも大変なぐらいの人。とはいえ歩行者天国じゃないからたまにバイクが通ったりする。さすがアメージングタイランド。そして酔っぱらい。殆どファラン、白人。ここは白人達のためのストリート。基本的にすれ違う人のテンションが異常。騒ぎ方が異常。羽目外し過ぎてる。クラブとはまたひと味違うテンション。
深夜にここを歩けば分かると思うけど、おそらく、世界の陽キャしか無理な空間。音楽さえあれば道端でもどこでも踊り出す感じ。「楽しんでいます感」これが異常に高い。なんていうか、ファランってほんと地球の主役。ちょっとこの「陽」100パーセントの雰囲気に飲まれそうになる。
カオサンで改めて思うけど、白人の「地球の主役感」高過ぎ。ハメの外し方が異常。どこでだって踊るし楽しめるし、少なくとも楽しんでる風には見せる力凄い。
盆踊りとか祈りの儀式とか、マスゲーム的な指示された通りに動く踊りの文化圏の日本人には自由演技は限界ある。沖縄の人とかはイケんのかな?
— たはら (@tahataha4646) 2018年1月25日
分かんない、でも、沖縄とか根っからの「踊る人」ならばナチュラルにこの白人たちと同等のフィールドで戦えるのかもしれないけど、殆どの日本人にはなかなか厳しいテンションだろう。自分は、ある程度海外でナンパをしてきたから、こういう「ノリ」とか好きだし、普段のクラブなら問題なく楽しめる方だと思ってた。けど、なんかカオサンは違う。ちょっと自分のノリとか過信していた。正直。だからこそ、一番のスキームは、こっちも酔っ払うこと。だと思う。真面目に。
その辺で売っていたバケツカクテルを飲む。150B。その名の通り、コップでもジョッキでもなく、バケツに入ったカクテル。酔っ払いには酔っ払いをぶつけるしかない。
少し酔ってきたところで声掛けを再開する。とりあえず人混みの中でもひときわ人が多いこのエリア。カオサン通りのちょうど真ん中らへん。Lucky BeerとCenter Khao sanというオープンエアのレストランに挟まれた道。おそらくここが一番人が多い。
両サイドがバー兼オープンエアのレストランになっていて、店の中から道に溢れる爆音で通りの人は踊っている。焼肉屋のダクトの匂いで白米食うみたいな。
人の密集度も高く、タイ人・白人グループに声をかけてみても、確かにノリはいい。ノリはいいけど、まぁ踊る踊る。やってることは箱内と同じだけどやっぱりクロージング全然出来ない。キスなんかかなり遠い。クラブより空の下で踊るのキツい。マジでダンスだけで魅了する必要があるんじゃないの。
もちろんオープンしたり、一緒に踊るのは難しくないけど、そこから距離を縮める作業があまり進まない印象。自分の「陽キャ」具合に自信があるあなた、是非ノンアルコールで挑んでほしい。それくらい周りのハメの外し具合が異常。特にファラン、白人。
盆踊りみたいに踊りをマスゲームにしてる日本人にはこういう空の下での自由演技は厳しい。クラブという限定された場所や、ある程度の音楽のジャンルや踊りのルールを頂かないと、フリー演技は多分日本人にはかなり遠い文化な気がする。そんなことを考えてしまうし、相当飲まないと一人じゃ雰囲気に気圧される。ちょっと、まだまだセックスまでは遠い。楽しいけど..。
3.カオサンのクラブに行こう
カオサンは、通り全体がクラブのような通りとは言ったものの、正直、路上で自分の優位性を示すことが難しかった。ある程度バンゲは出来ても、もう、ほとんど評価軸はダンスだ。ちょっとナンパという感じではない。クラブにいこう。時刻は深夜1時前。
まず初め、先程の道端にある爆音レストランLUCKY BEERの少し奥、
THE CLUBへ。
良さげ。一言で言うと日本の中箱シャレオツクラブって感じ。タイのクラブでは珍しくテーブルが少なく、ダンスフロアがどかっと広い。お立ち台に登るか、その下か、タイのよくあるクラブのように「飲む所」という感じではなく、きちんと「ダンスをする所」。広さは、50人位がフロアに入るくらい?中~小箱。
エントランスは150バーツで、1ドリンク付き。
客層は、ファランが6割タイ人1.5割その他韓国メインのアジア系3.5割。まさにカオサンのクラブと言った人口構成。深夜1時頃には人パンパン、でも、ちょっとしたら急に少なくなった。先程のストリートのレストランパブなども含め、ハシゴするのがカオサンスタイル。お客さんの回転も早い気がする。
入口前にいたタイ人と韓国人と話しバンゲ。タイ人はシーロムで働く子で、韓国人は旅行者。やっぱり、外よりなんか落ち着いて会話ができる気がする。ペースを取り戻してきた。自分もハシゴをしよう。
この調子で次に向かったのが、
Brick Bar
カオサン通り入口近く、Buddy Lodgeというホステルの奥にある。
入り口から見てさらに下る半地下みたいな構造。写真はエントランスから撮ったので、ステージが下に位置しているのが分かるだろう。名前の通り、レンガをモチーフにした秘密基地感が雰囲気あって良い感じ。正面のステージではタイバンドの曲が演奏されている。あ、音楽はずっとタイバンド。テーブルが敷き詰められ、タイ人グループが飲んでいるいわゆるタイのクラブ。故にタイ人率ほぼ100%。
白人系が7割近くいるカオサン通りの中で、ここだけカオサンっぽくない、というか、本当にタイ人の店。むしろ、我々外国人だといつも以上に目線を感じたり、向こうから話しかけられて乾杯されることが多かった。なかなかオススメ。
たまたまかも知れないが、なんか男が多く、ゲイっぽい男が多かった?自分に話しかけてきた男はほとんどゲイだったし、トイレでもちょっとゲイっぽい男がうようよしてて不安になった。
ただ、良い感じに狭いので、箱内を移動しながら声を掛けていくにはかなり楽。まぁタイ人しかいないし、カオサンらしくないし、タイバンドの曲全然わからないけどw
土日は入場料200B、平日はエントランスフリー。
近場のクラブを探すと、このBrick barの上にも別のバーがあるらしい。
この写真の奥に進めば上に挙げたBrick Bar、右の階段を登れば、
Big Bar
アイリッシュパブの中に、生バンドがあるみたいな。あんまりタイで見ない造り。クラブというよりもバー要素が強いかな。バンドの周辺では結構踊れる。元々日本でナンパしていた時はHUBによく行っていたので、声掛け、バンゲはガンガン楽しめた。なかなか良いなぁと結構長い時間滞在してたら、急に「恋するフォーチュンクッキー」のタイ語版が流れてきてなんか急に恥ずかしくなった。酔いも覚めてきた。
もう時間も深い。深夜2時を過ぎていた。カオサンをさまよい、開いているクラブを探す。「裏カオサン」と言われる、ランブトリー通りへ。辿り着いたクラブは、
DEEP
糞ショボ。なんていうか場末。設備も古く、中は真っ暗。タイバンドが演奏してたけど、かなりしょぼい。店名の通り確かにディープ感はあるけど、こりゃ人も入らないわけだ。エントランスは200B。うーん、これは元は取れない。すぐに箱を出た。
道端では、相変わらず白人達が酔っぱらいまくっていたが、自分の酔いは完全に覚めていた。性欲と気力が消えたたはらはタクシーへ向かい、この日は終戦を迎えた。
4.まとめ、バンコク・カオサン通りのナンパ的魅力
ストリート、クラブ数軒をはしごし、バンゲは数十件を超えた。体力は消耗したが、酔いが回るに連れ、いつの間に楽しくなってきていた。
つまり、ともあれ、カオサンは酔っぱらいには最高の街なんだと思う。酔っ払ってからがスタート。いつもより多めにアルコールを入れていけば、サッカー日本代表が勝ったときの渋谷感が楽しめる。道を歩いているだけでも楽しいし、クラブのはしごも楽しめる。こういう感じで、ストリートとクラブをハイブリッドで楽しめる。バンコク中心から遠く、搬送でグダられる可能性を了承済みであれば、また普通のクラブやストリートと違う感覚で遊べるいいナンパスポットと思う。
実際、白人達はテンションが糞高いだけで、そこまでガッツリナンパしてないしね。というか、白人たちを見て「地球の主役だなぁ」と思っていたけど、今冷静に考えれば、「こいつら、本当に自国でもここまで盛り上がってんのか?お??」って思った。もしかしたら自国では結構陰キャ寄りじゃないのか説も出てきた。
白人たちにナンパで勝てるか、とかじゃなくて結局このノリについていけるか、自分に勝てるか、だと思う。
・酔っ払ってからがスタート
・平日でも人が多い
・夕方から深夜4時まで遊べる
・ストリートとクラブをはしごするのを頭に入れて、長期決戦で。
・売春婦が少なく、余計な心配をせずにナンパできる
・もはや毎日が軽いフェス
全国の陽キャよ、カオサンに集え!!!
(この盛り上がりが朝の4時過ぎまで続く…)
タイでナンパをしたい、そのためにもタイ語を少しでも話したい!と思う方はこの勉強法を試してほしい。タイ語が話せるだけで200%女の子の反応が良くなる。
第2弾、ホイクワンナイトマーケット編
◎バンコクナンパ編
◎レディボーイナンパ編
◎パタヤ編
タイで女の子と仲良くなりたくて、このブログにたどり着きました。
ところでバンゲとは何でしょう?
hatenaさん
バンゲとは電話番号をゲットすることのナンパ用語です。
ここでは番号=LINEのIDのことを言っています。