タイにオカマ≒レディボーイが多い理由は?約50人のLBと交わって分かった本当の理由とタイのLGBT観

この記事では、タイなどの東南アジアでレディボーイ、日本で言うニューハーフ、オカマ50人近くと対戦してきた東南アジアナンパブロガーたはら(@tahataha46464)が、

「タイになぜレディボーイが多いのか?」をテーマにその理由をまとめていく。

 

タイは、本当に美人すぎるレディボーイが多い。

 

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(初代ミスインターナショナルクイーン タイ人ニューハーフのノンポーイ)

 

たはらは、そんな美女レディボーイ好きとして、タイを中心に数多くのレディボーイと対峙してきた。

参考)

タイのニューハーフ(レディボーイ)は超ハイレベル!バンコクでLB遊ぶべき理由

【タイのTinder体験記】身長185cmのオーストリア×タイのハーフのレディボーイと対戦してきた

インドネシア、バリ島のレディボーイ(ニューハーフ)事情とその魅力をまとめてみた

 

そんな経験から、タイでレディボーイがこんなにも多い理由を、実際に数多くのレディボーイ達と対戦し、交わり、愛してきたたはら独自の目線でまとめていく。

実際にレディボーイのアナルは浅いものの、この記事を読めば奥まで深くタイのレディボーイ、オカマ観、LGBT観について知れるはず。

タイに興味がある人なら誰しも読んでみてほしい。

 

※ここではレディボーイ=LB、オカマ、ニューハーフ、「身体的に男性として生まれて、女性として生きている人」とします。

通例的に日本人はニューハーフ、タイ人はレディボーイと称してます。

ネットでよく見る「タイでニューハーフが多い理由」の浅さとデマ

まずは、噂の否定から。

タイでレディボーイが多い理由としてよく挙げられるのは、以下の説。

「田舎の親がお金のために男の子を無理やり女の子として育てて、都会で売春させる」

「タイ人の遺伝子的に多い」

こんな説、タイ好きのあなたなら一度は聞いたことのあるかもしれない。

 

確かにネットで検索すると上位にヒットするサイトでも「タイにニューハーフ、レディボーイが多い理由」として以下のような記載がある。

 

 

いや、親に女の子として育てられて売春させられる子なんかいないw

かなりの数のレディボーイと接してきたたはらとして断言するが、「親に無理やりレディボーイにされた」なんて全くの嘘。マジでそんな子いないw

少なくともここ最近でこんな生い立ちのLBは見たことも聞いたこともない。

偏見から生まれたデマだと思うし、ほとんどの子は「生まれた時から女の子」と自認している。自分や周りの経験をいくら聞いても「親が売春させるために無理やり」なんて話は素人、プロ(売春婦)問わずに1度たりとも聞いたことがない。

 

また「遺伝子的にタイではニューハーフ、同性愛者が多い」という話に至っては、そもそも遺伝子で同性愛者かが決まる説自体否定されている。

ハーバード大の研究でも、「ゲイ遺伝子」は存在しないと結論付けている。

参考)「ゲイ遺伝子」は存在しない、米ハーヴァード大などの研究で明らかに

 

さらに、同性婚の認められる社会を目指すNPO法人EMA Japanによると、「なぜ同性愛者が存在するのですか?」という質問に対して以下のように回答。

A. 同性愛は遺伝的なものであるという説が知られていますが、他の説も存在しており、解明されていません。進化論の立場から言うと、同性愛者は子孫を残さないため、ダーウィンの言うように自然淘汰され、生き残ることができないはずです。しかし、国や時代を問わず、同性愛そのものは一般的に見られます。

 

→つまり、日本であろうとタイであろうとどこでも、いわゆる「同性愛者」「男性として生まれてきて自身が女性と認識している」人は一定数いるので、”滞在的な母数”は大きく変わらない。

それが可視化される状態でいること、発現する、発芽するかどうかが「『レディボーイが多い』とされているか」どうかを左右する。

 

正しく伝えようとしすぎて逆に分かりにくくなったのでまとめると、

  • 「親に売られてレディボーイになる」、「タイ人の遺伝子的にレディボーイが多い」などのネットの噂はデマ
  • 実際、タイに同性愛者や性自認が女性の男性の分母が多いのではなく、そう言う人がそう言う人として生活できて、可視化される場面が多いというだけ。発現、発芽しやすい環境にある

こう言った前提を理解してもらいたい。まずは先にネット上の嘘や都市伝説を否定したかった。

おそらく、LBと恋愛やS○Xしたことがない人が書いてるだけだと思う。それっぽい理由を適当に語っているだけ。

 

逆に言えば、実際にS○Xするに到ったり長期的に付き合うまで接し、タイに住み、数多くのレディボーイと対戦すれば見えてくる本当の理由がある。

次の章からは本当の「タイにオカマ、レディボーイがなぜ多いか?」「なぜ発現、発芽しやすいのか?」の理由をたはらの実体験やタイ人レディボーイ本人たちの証言を元にまとめていく。

本当の理由①:職業、仕事の受け口が広い

タイにレディボーイが多いとされる1つ目の大きな理由は、職。「職業、仕事」の受け口が広い、ということがポイント。

 

もちろんタイでも、まだ多少なりとも差別はあるが、実際に街中や一般企業でも普通に男性が女性として働いているのだ。

レディボーイがレディボーイとして普通に働けている。

特に「レディボーイ」「オカマ」であることを「売り」にする必要なく、職の間口は(ある程度は)開かれている。

  • 一般企業のOL
  • 販売員

などなど、レディボーイでも普通の仕事に普通に就ける。職業選択の自由はある程度保証されているので、レディボーイ側もレディボーイを隠して日常生活を送る必要はない。

 

また、タイでは大学の制服があるが、自分が選択した性別の制服を着てOK。そのまま自認する性別として就職する。

 

日本はどうだろうか?

確かに、2021年現在、日本でもLGBTへの理解や配慮が広まりつつはある。

しかし、例えば一般企業まで「女性として男性を受け入れること」は現実として難しい。トイレや更衣室なども含め、受け入れる体制が整っていないのは事実。

 

街中レベルでも、正直オカマと分かる店員をコンビニで見かけたことは一度もない。

日本では、いわゆる「オカマ」が「オカマとして」就ける仕事は、

  • ショーパブ、TVなどの芸能系
  • ゲイバー、オカマバー
  • ニューハーフ風俗

こういったオカマ、ニューハーフだからこそ成り立つ仕事でしか見当たらない。

つまり、日本でオカマとして社会生活を送るには、「オカマを売りにして生きていく」ことぐらいしか思い浮かばない。

普通の職業に就きたいならば、滞在的なオカマも一応は男性の姿のまま男性として生活を送る必要がある、というのが現状ではないだろうか?

 

タイでも、ショーパブやレディボーイ風俗などオカマを売りにしている職業はある。

確かに、外国人観光客に人気のスクンビットエリアではレディボーイの立ちんぼを毎日のように見かけるし、ナナプラザやソイカウボーイに至ってはレディボーイ専門のゴーゴーバーもある。

参考)ナナプラザのゴーゴーバー【オブセッション (OBSESSION)】についてのレビュー

 

しかし、先ほど書いたように、レディボーイがいわゆる昼の仕事に就くことも可能なので、オカマを売りにして生きていく必然性はない。

実際に素人レディボーイと接していると分かるが、タイではいわゆる普通の大学生、普通の社会人をしているレディボーイがはめちゃくちゃ多い。つまり、それが許される社会なので、可視化できる機会が日本に比べて断然と多い、というわけ。

本当の理由②:性が多種多様でオープン

タイの性は、18(場合によってはそれ以上)もあると言われ、世界的に見ても有数のLGBT先進国として知られている。

 

実際にタイで生活すると、レディボーイの存在はかなり身近。

街中でも見かけるのはもちろん、例えば、普通の男女グループに馴染んでいる。

クラブでもゲイ、レディボーイを含んだ友達も多く、例えばドラマ、タイの曲のMVにはレディボーイがかなり高い確率で描かれる。

(กะเทยแล่นไม้ – แพรวพราว แสงทอง/ガトゥーイ※タイ語でオカマ をテーマにした曲)

 

ただ実は法律面で言うと、2021年現在、タイでは戸籍上の性別変更や同性婚は認められていない。

しかしながら、タイではレディボーイだけでなく「女性として生まれて男性として生きる」トムボーイなども街中で普通に見かけ、同性同士のカップルはもはや日常。

多様な性に対する受け入れる度量の深さは、日本などと比べ物にならない程度。日本で「ニューハーフの友達がいる」なんて人はかなり少ないだろう。

 

つまり、性が多様であり当然のように受け入れられているゆえに、「滞在的にオカマ、LBになる人」が発芽しやすく、目に見えやすいところに普通にいる、というのがタイにレディボーイが多いとされる大きな理由の一つ。

 

本当の理由③:美容整形、性転換手術が盛ん

美容整形大国といえば「韓国」を思い浮かべる人も多いかもしれないが、タイもそれに次ぐほどの整形大国。

歯の矯正から始まり、鼻、豊胸、などなど整形は日本以上に身近。しかも安価。

日本人なら「あなたの鼻はオリジナルか?」と言った質問をタイ人からよくされる。

 

 

特にTinderなどを通してバンコクで会う若い女の子という分母で考えると、個人的には半数以上が何かしら美容整形の経験有りだった。

ことレディボーイに至っては、体感ほぼ95%ぐらいがなんらかの美容整形している。

 

つまり、仮にどんな醜い男性の姿で生まれたとしても、整形で女性っぽくなれるという点は、タイで滞在的な女性になりたい男性が発芽、発現するのに大きく寄与している。

 

また特に、性転換手術に至ってはタイが世界No.1。

バンコクのヤンヒー病院などは世界的にも有名な性転換手術の病院で、日本からも多くの性転換希望のニューハーフなどが訪れる。

タレントのKABA.ちゃんも2016年にタイで性別適合手術を受けた。

こういった日本からタイの性転換病院を紹介する「性転換コーディネーター」がいるほど。

 

つまり、元がどうであれ整形のハードルが低く女性になりきれる、というのはタイにレディボーイが多いとされる理由の一つと言えるだろう。

 

本当の理由④:仏教

これは理由としては少々弱いものの、3大宗教のキリスト教、イスラム教など他の宗教に比べて、仏教は同性愛に寛容。

それゆえに仏教国であるタイも寛容なのでレディボーイが多い…と結びつけたいところだが、少々理由としては弱め。

と言うのも、仏教の国全てがレディボーイが多いわけではない。

 

例えばたはらは、仏教圏のカンボジアやミャンマー、ラオスなどの東南アジアの国を周ったが、タイほど日常的にレディボーイを目にする機会はかなり少なかった。

(ラオス・ヴィエンチャンのリバーサイド)

日本同様に、レディボーイなどへの寛容さはあるものの、実際に日常生活やTinderを通して見かけることは滅多になかった。

 

とはいえ、タイと同じ東南アジアで世界最大のイスラム教徒を持つ国、インドネシアの場合は同性愛、並びにニューハーフの存在自体がタブー。

社会的にも正直全く認められておらず、ニューハーフとして生きるのは超ハードモード。島によれば、今だに「同性間のS○Xはむち打ち、死刑」と言った刑罰も今だにあるほど。

(参考:https://www.afpbb.com/articles/-/3328943)

そう考えると、やはり仏教の寛容さもタイにニューハーフが多い理由の一つと言えるだろう。

タイにオカマ、レディボーイが多い理由まとめ

まとめると、タイにオカマ、レディボーイが多い理由は、

  • 性が多種多様でオープン
  • 職業、仕事の受け口が広い
  • 美容整形、性転換手術が盛ん
  • 仏教
  • ネットでよく見る「田舎の親がお金のために男の子を無理やり女の子として育てて、都会で売春させる」「タイ人の遺伝子的に多い」などの説はデマ

たはらのこれまでのレディボーイ経験からはこう結論付ける。

 

上記のデマ以外にも、ネット上にはイメージで書いたようなレディボーイに対してのネガティブな情報は多い。しかし、実際に接していると本当にレディボーイは美しく、心も女性以上に美しい。

タイに行ったらあなたも是非、そんな数多くいる美人レディボーイと接して欲しい。

日本では味わえない、奥の深さが待っている。

 

タイや東南アジアで美女レディボーイと会うならTinderがおすすめ。

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タイ語が話せるだけでレディボーイからの食付きはぐんと上がります。

note.mu

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