この記事では、
タイナンパ &風俗ブロガーたはら(@tahataha4646)が、タイ、バンコクにあるゴーゴーバーモール、ナナプラザの歴史を紹介していく。
バンコクに住んでいるともう当たり前のように感じてくるが「ほぼゴーゴーバーだけが入居するモール」って、ちょっとヤバい。非常に興味をそそられる。
実際にたはらは、2019年にナナプラザにあるゴーゴーバー全26店に入り、全店舗のレビューを書いてきた。ナナプラザでの遊び方や各店舗のレビューについて知りたい方は参考にしてほしい。
参考記事)
今回の記事では、「ナナプラザの歴史」にフォーカスを当てて、日本人を惹きつけてやまないナナプラザの成り立ちを書いていく。いかにしてこのナナプラザがナナプラザとなったのか、どのような歴史を歩んできたのか、一緒にナナプラザの歴史を学んでいこう。
参考)
https://en.wikipedia.org/wiki/Nana_Plaza
https://en.wikipedia.org/wiki/Prostitution_in_Thailand
タイの夜の女の子ともっと仲良くなりたい人、あわよくば個人的な関係になりたい人へのヒントをまとめたのこの記事も併せて読むと、もっとナナプラザ、ゴーゴーバーが楽しめます。
ナナプラザの歴史
ベトナム戦争時のアメリカ軍の “Rest and Recreation”の場、つまり戦争で疲れた兵士たちの保養と英気を養う場として発展したタイの性風俗。
現在、バンコクでは、ナナプラザ、ソイカウボーイ、パッポンが3大風俗エリアとして知られる。
参考)
この3大エリア、1967年にパッポン、1970年初期にソイカウボーイにゴーゴーバーが誕生。ナナプラザの始まりはそのまた後の話。
1970年代後半、後のバンコクの一大観光スポットとなるナナプラザが産声をあげる。
1970年代後半:
ショッピングセンター&レストランとしてナナプラザがオープン
ナナプラザの歴史は、意外にも健全なショッピングセンターとして始まる。
現在のナナプラザと同じ場所、スクンビットソイ4に「NANA PLAZA SHOPPING CENTER」としてオープンしたが、エロとは無縁の健全なショップやレストランが入居していたそうだ。
当時を物語る写真がこちら。
今でもその面影を残す入り口の雰囲気。しかし、ネオンが輝くわけでもなく、入り口には像、そしてそれをムスリムらしき人が見ているという実にタイを感じさせる1枚。
1980年代前半:
ゴーゴーバーが2~3店出店
1980年代前半には、ナナプラザにゴーゴーバーが出店。初めは2〜3店舗だけだったが、徐々に勢力を拡大。レストランやショップなどの健全店が取って代わられる。
スクンビット ソイ21のソイカウボーイでもゴーゴーバーが徐々に増加してくる。
※ソイカウボーイの歴史については以下の記事を参考に。
参考)
1980年代中盤:
ゴーゴーバーが一気に増加。現在のナナプラザの原型が完成
1980年代中盤には、今のナナプラザの原型とも言える3階建てのフロアにゴーゴーバーが20店舗にまで増える。
一箇所の入り口からUの字型に広がり、通路に沿ってゴーゴーバーが所狭しと並ぶ。
2002年:
Panthera Groupに所有が移る
2002年には、タイでバー、レストラン、クラブを多数経営するPanthera Groupが所有者に。
このPanthera Groupは、ナナプラザの他に以下のクラブ、レストランを経営する。
- Insanity
- Sugar
- Levels
- Australian
(全てスクンビットソイ11)
- EQ late night clube
(スクンビットソイ4、ナナプラザ前)
また、バンコクだけでなく、プーケットのパトン・バングラ通りにある、SeductionやSugarもこのPanthera Groupが所有する。
参考) http://panthera-group.com/what-we-do/
2018年:
屋根が付く
2018年、ナナプラザに屋根が付きドーム型に。
ナナプラザの屋根は、雨や日差し対策として、前述のPanthera Groupのナナプラザのリノベーションの一つとして50万ドルもの費用を掛けて設置された。
この屋根が設置されたことで、中央にあるバービアも雨季でも安心してオープンできることに。ただ、以前の開放感ある姿を望む声も多い…。
2019年:
現在、26店舗のゴーゴーバーが営業中
2019年5月現在、ナナプラザには26店舗のゴーゴーバーが営業中。
26店舗の内、女の子店&MIX店(女の子とレディボーイどちらとも在籍)は18店舗、レディボーイ店は8店舗。
※現在営業中のゴーゴーバー一覧
【1階7店舗(入り口左側から時計回り)】
LOLLIPOP(ロリポップ)
TWISTER BKK(ツイスターBKK)
OBSESSION(オブセッション)※レディボーイ店
RAINBOW 2 (レインボー2)
LONDON CALLING (ロンドンコーリング)※レディボーイ店
PLAYSKOOL(プレイスクール)
RAINBOW BAR(レインボー1)
【2階14店舗】
Chili(チリ)※レディボーイ店
RAINBOW 3(レインボー3)
STRAPS(ストラップス)※レディボーイ店
Spanky’s (スパンキーズ)
Angel Witch (エンジェルウィッチ)
S○Xy Night (セクシーナイト)
DC10※レディボーイ店
CASANOVA(カサノバ)※レディボーイ店
RAINBOW 4 (レインボー4)
TWISTER BAR(ツイスターバー)
TEMPTATIONS (テンプテーションズ)※レディボーイ店
DIAMONDS BANGKOK(ダイアモンズバンコク)
MANDARIN(マンダリン)
MERCURY(マーキュリー)※レディボーイ店
【3階5店舗】
EROTICA (エロティカ)
BILLBOARD (ビルボード)
GEISHA (ゲイシャ)
ENTER (エンター)
BUTTERFLIES (バタフライズ)
それぞれの個人的なランキングについては、以下を参考に。
ナナプラザの歴史まとめとこれから
ここまでナナプラザの歴史を辿ってきた。
ナナプラザは健全なショッピングモールとして誕生し、徐々にゴーゴーバーの数を増やし、世界的にも知られる“Adult Playground”として多くの男たちを楽しませてきた。もはやバンコクの一大観光スポットとして知られる存在となった。
現在のナナプラザにあるゴーゴーバーは26店舗。ナナプラザ自体の人気は未だ衰えないが、各ゴーゴー店の入れ替わりは激しい。
今後も、このナナプラザの歴史をバンコク在住者として追っていきたい。
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