この記事では、
「タイにおける韓国人気」というテーマで、タイでのモテを日々考えるタイ在住ブロガーたはら(@tahataha4646)が書いていく。
たはらは自身のナンパ経験から「タイで日本人はモテやすい」というテーマでも記事を書き、タイでの日本人のモテを考察してきた。
参考)
確かにタイは親日国であり、日本の影響が強い国ではあるものの、日本人のプレゼンス(存在感)というのは大きく下がってきていると実感する。
その一つの理由としては、韓国文化の台頭。結論から言うと、タイでの韓国人気は日本人にとって脅威。
ということで、この記事では、
- タイにおける韓国人気
- 日本人のモテにどう影響するか
など、「タイと韓国と日本とモテ」についてタイ在住者目線で掘り下げていきたい。
タイにおける韓国人気と日本人のモテ
たはらは過去に、「タイは日本人にとってモテの可能性がある国だ」と主張してきた。
モテの基準が変わり「パルプンテが起こり得る」と、ポジティブなことを書いてきた。
その理由として、
・タイにおける長年の国の貢献による親近感とプレゼンスの高さ
・美の基準が違う
・現地タイ人男性のショボさ
・現地のタイ人男性よりはお金持ち
このようなことを挙げてきた。
参考記事)
東南アジアで日本人がモテる国ランキング【東南アジア8ヶ国でナンパしてきた】
タイで日本人はモテる?その理由と実態についてバンコク在住ナンパ師が迫る
しかし、ここまではあくまでタイ人男性と日本人男性を引き合いに出して話を進めてきただけで、当然、日本人の「モテ」のライバルはタイ人男性だけではない。
「モテ」を考えるにあたり、日本人にとって目をつぶってはいられないタイでの近年の大きなトレンドがある。
それは、韓国人気🇰🇷
もはやこれはタイだけでなく、アジア全域で戦う日本人プレーヤーにとって喫緊の課題ではないだろうか?
海外ナンパの祖、台湾在住のレジェンド海外ナンパ師豪商クラトロさん(@clubtropixxx1)もこう言ったテーマで記事を書いている。
モテにリンク?韓国が覇権を握るアジアの流行エンタメコンテンツと日本の凋落
こちらは2018年前後の記事であるが、クラトロさんの住む台湾でも、
K-POPなどに代表される韓国のエンタメが台頭し、文化までもが台湾へ浸透。
その一方、日本のエンタメは台湾で凋落し、影響力が薄れ、日本人気が衰えつつある。
と書かれており、さらにこの記事は、以下の一文で締められている。
しかしアジアを中心に、世界的に見れば我々・日本人が「オッパのモテを借るジャップ」みたいになる時代が、すぐそこまで来ているのです。
日本人として何とも歯を軋ませずにはいられない一文だが、タイにおいても韓国のプレゼンスはとんでもないくらいの勢いで上がってきている。
台湾での現象同様に、タイでも若い世代にK-POPや韓国ドラマが大流行、ポップカルチャーを入り口に、韓国料理、韓国コスメもタイでの市場で急速に勢力を拡大している。
特に、韓国のアイドルグループには多数のタイ人メンバーが在籍し、タイ人心理としても韓国アイドルは距離感が近く、応援しやすい存在というのも流行を手伝っているのだろう。
特にタイ人メンバーLISAが所属するBLACKPINK、同じくタイ人メンバーが所属するGOT7などがタイでは大人気。
タイでのK-POP人気が他国と比べさらに根強い理由は、タイ人メンバーの活躍に依るものが大きいとたはらは踏んでいる。
古くは2PMニックンから始まり、estcolaの広告でもお馴染み、GOT7のBamBam、日本でもデビューしたBLACK PINKのLISA等…
他にも”アイドルのメジャーリーグ”韓国で活躍するタイ人は多い pic.twitter.com/fQyfPzv7M5— たはら@タイナンパブロガー (@tahataha4646) 2018年6月17日
バンコクの駅構内には、韓国のアイドルグループのメンバーの誕生日を祝う広告が常時打たれ、もはや恐怖まで感じる。バンコクに住む人は一度はこの手の広告を見かけたことがあるだろう。
さらに、Instagramのハッシュタグの投稿数で比べると、2019年2月9日現在、
#ญี่ปุ่น(イープン、日本)は、25万4000件
一方、#เกาหลี(ガウリー、韓国)は、94万3000件
もはや圧倒的な大差がついている。
また、タイでは白いことがルックス評価の基準になることが多く、実際の肌の白さ云々ではなく、
日本人=進んだ国
進んだ国=白い
白い=カッコいい
よって日本人=カッコいい
という4段論法で日本人はモテやすいとも書いてきた。
しかし、当然「白い」=「モテる」というタイ人にとって、EXILEのような色黒ガテン系グループの日本より、中性的で白く美しい韓国アイドルグループの方が人気が出て当然とも思える。
日本の曲を知っているタイ人はごく一部だが、K-POPは若い女の子全員が歌えるし踊れる。
日本のドラマや日本の映画はほとんど見られないが、韓流ドラマは若い子が毎日見ている。タイ語の字幕付きでYoutubeにバンバン上がっている。
肌感覚としても、韓国好きのタイ人女性はかなり多い。特に若い女の子の中では圧倒的な韓国人気。
ここ1年ぐらい、クラブでははっきりと「韓国人目当て」だと言う女性にも何度か会ったことがある。ってか、あるエリアでは特にこの傾向が多いw 日本人として、かなり悔しい思いをすることも多々ある。
タイ社会において日本の存在感は依然として高いものの、間違いなく、急激に韓国の存在感は上がって来ている。そして、若いタイ人女性にとって「カッコ良い」のは韓国人だ。とても残念だけど。
また、タイ風俗においても、圧倒的に韓国語が話せる子が増えてきている。
これまで「日本人向け」のゴーゴーバーと言われてきた、「レインボーグループ」や、日本人御用達の「テーメーカフェ」などでも「韓国人のお客さんがメイン」という韓国風のメイクの子も増えてきている。
タイで嫌われる日本人
韓国ブームが席巻するタイだが、さらには「日本が嫌い」という反日タイ人も目に付く。
最近、目立った例で言うと、
過去に一度マッチングしたんだけど、別人かと思ったら、前と同じく驚くほど反日タイ女子やった。韓国女子よりも反日かわからないね。なんで、ここまで日本人が嫌いなのか理由を聞いておけばよかった。たぶん遊ばれたんだろうな。 pic.twitter.com/zlE9zqPgfO
— トミー海外ナンパ師@元ニート🇹🇭 (@EX_Neet_PUA555) 2019年1月4日
以前トミーさんがTinderで遭遇した反日タイガール。今日仕事って聞いただけで、ここまでキレられる事あるぅーーーー?
ワシは貴様の親の仇か、そうでなければ辻褄が合わない。
聡明な方、どうかこの無理ゲーを攻略してください。僕はゲーム開始後2分のクリボーで死亡しました。 pic.twitter.com/pjrtzUcy9j
— ビーン (@Dory_bkk) 2019年1月27日
これは最近話題のno brainブチギレネキ。
Tinderで多くの日本人とマッチするものの、どんなメッセージを送っても秒速でブチ切れ、日本人とイサーン人に対する猛烈なヘイトをぶつけてくる。
【再掲】日本人とイサーン出身者ヘイターのタイTinderガールにLINE開始2秒から罵られまくる展開 pic.twitter.com/fMfjeGkLhF
— Aboutムダ飯 (@Nickski16) 2019年1月27日
寝てる間に「ウンコ食え」言われてました。。しょぼーん。。 pic.twitter.com/3gJ8E1xeRS
— PS🇹🇭特殊捜査官 (@SuuSuuna) 2019年2月4日
どんな話の流れからも、
Japanese always stupid
Do you have brain?
などと絶妙な文法力で日本人を罵倒する。たはらが調べる限り、10名近くの日本人男性が同等の被害に遭っている。
また、「日本人に恨みがあって犯罪行為に及ぶ」タイ人までもいる。
大学2年の時に愛してた日本人男に貢いでたのに旅行先のバリ島に置き去りにされ、日本男子に一生かけて復讐を誓ったオカマのウタイ43歳をまたまた逮捕。総被害額は1千万バーツ超にhttps://t.co/MM87G4jrFl
— ザビエル古太郎 (@XavierKotaro) 2019年2月4日
逮捕されたウタイ・ナンタカン容疑者(43)は、2018年11月から2019年1月までに、女装し、旅行者であると信じ込ませて、「財布を盗まれた。家族や友人が送金して返すので、お金を貸してほしい」などと訴え、日本人男性10人から、あわせて93万円をだまし取った疑いが持たれている。
ウタイ容疑者は、同様の手口の詐欺で、これまでに5回逮捕され、被害者は100人以上、被害総額は、およそ3,500万円にのぼるという。
日本人男性に捨てられた復讐心を胸に、20年間近く日本人のみをターゲットに詐欺を働き、計6度逮捕されたタイ人ウタイ。
果たして、本当にタイ人が日本に良い印象を持っていたら、こんな奴らが現れるだろうか?
プレゼンスが高く、良い意味でも悪い意味でもタイに近い存在だった日本。上記2ケースは極端な例だが、今後、こう言った「日本嫌い」になる反日タイ人が増えてきてもおかしくない…
タイでの韓国人気まとめ
ここまでタイにおける韓国の人気についてまとめてきた。
元々、タイにおける日本人の存在感と好感度はかなり高かったが、2019年現在、どんどんと日本人の人気、存在感が下がっていき、その分韓国の人気が一気に上がっていっている。
さらには「タイは親日国」と謳うのを躊躇するような事例もいくつか起きてきている。いつまでも日本人はタイであぐらをかいてはいられない。
だからこそ、個人でモテる方法を磨いていく必要がある。当サイト世界でなかよしにはタイでモテたいあなたを助ける記事を書いている。
日本の存在感は下がってきているとはいえ、まだまだ通用する部分は大きい。
ぜひ、「日本人パワー」と「個人でのモテ」どちらも上手く活用しながらタイを楽しんで欲しい。