この記事では、
タイ在住風俗ブロガーたはら(@tahataha4646)が、タイのバンコクの夜遊び、特にゴーゴーバーにおける「チップ」について解説していく。
あなたもタイのゴーゴーバーで、退店時に女の子や店員に「チップぅ〜〜」とせがまれてどうすれば正解なのか困ったことはないだろうか?
なかなか日本人には馴染みのないチップについては、旅行者だけでなく、リピーターや在住者間でもよく議論になる。そこでこの記事では、このタイのゴーゴーバーのチップを可能な限り明確にしてみる。
先日、海外風俗好きが多いであろうたはらのフォロワーに、
「タイのゴーゴーバーでドリンクを持ってきただけのババア(ママさん)にチップいくら渡す?」と言うアンケートを取ると、タイの風俗好きフォロワーから750票もの票が集まり、以下の結果になった。
タイのゴーゴーバーでドリンクを持ってきただけのババア(ママさん)にチップいくら渡す?
※一番近い選択肢を選んでね— たはら@タイナンパ&風俗ブロガー (@tahataha4646) August 14, 2019
結果は置いといて、とりあえず750票もの票が集まった上に、様々な人のチップ観がぶつけられなかなかの反響があった。
そこで、今回はこの「タイの夜遊びにおけるチップ」を詳しく解説し、タイで遊ぶ際に少しでも迷わないような手引きになるべく書いていきたいと思う。
※基本的にはタイのバンコクのゴーゴーバーを想定して書いています。ゴーゴーバーについては以下の記事を参考に。
タイのチップ文化の不思議
チップ文化の無い日本人にとって悩まされる「チップぅ〜〜」文化だが、そもそも大前提として、タイでもゴーゴーバー以外でチップ文化は無い。
例えば、普通のタイ料理店でご飯を食べて、ウェイター&ウェイトレスにチップを渡したりなんてことは日本同様に無い。タクシーやトゥクトゥクの運転手に「お釣りの端数をそのまま取っておいて」ぐらいはあるけど、明確にチップとして現金を誰かに渡して謝意を表したりということは全く無い。
一部、ホテルや健全タイマッサージ店など、海外からの観光客が多い場所ではゴーゴーバー同様にチップを渡すことがあるものの、タイ人間同士で土着的に謝意の現金を渡すことはなかった。(タイ人談)
そんなタイにおいて、タイのゴーゴーバーのチップ文化はウザい。ウザすぎる。誰もが初めは「なぜ?」という疑問が湧く。
会計時に女の子や店員にたかられ、結局、チップを渡してしまっている、そんな人も多いのではないだろうか。
女の子を席につけた場合であれば、その女の子にチップを渡すのは気持ち的に納得がいくものの、タイのゴーゴーバーでは、なぜか、ドリンクを運んだだけのババアにチップを要求される。普通に飲んでいるだけで、ドリンクを運んできたタイミングや退店時に「チップー」とママさんやウェイターにチップをせがまれる。
しかも、チップを渡す義理や理由はないと思ってチップを渡さないと、なぜかキレられる。時にはちょっと強めに叩かれる。
もはや意味不明である。
ただ飲み物運んだだけなので、1バーツすら与える理由は存在しないが、しつこいしウザいので20Bぐらいあげても全く感謝しない。さも当然かのようにふてぶてしい態度で20B札を奪っていく。もちろん「チップ」なので、レシートにも載らないし、メニューに明示されているわけでもない。義務でもないはずなのに。
このように、タイのゴーゴーバーをはじめとする夜遊びのチップ文化は「なぜ?」が多く、日本人にとって不思議に感じることも多いだろう。
チップを払う理由
結論から言うと、「チップ」なので明確な理由はない。あくまで「気持ち」なので明確なルールも額の基準も無い。
そもそも歴史を辿れば、今日のタイの夜遊びを作ったのはアメリカ人で、チップ文化のあるアメリカ人がタイにもチップ文化を持ち込み、ゴーゴーバーをはじめ、ゴーゴーバーにまつわる夜遊び界だけにその文化が根付いてしまった。
タイの夜遊びの発展とアメリカ人は切っても切れない関係があり、アメリカ人無くして、タイの夜遊び文化の発展は無かったのは事実。この辺りはソイカウボーイやパタヤの成り立ちの歴史を参考に。
参考)
しかし、タイのゴーゴーバー等のチップ文化は以下の流れを踏んで、本来のアメリカ式の感謝や謝意を表すチップから、店員側に「チップよこせ」と言われる文化になってしまっている。
ベトナム戦争の時代、アメリカ軍の保養地としてアメリカ人が今日のタイの夜遊びの基礎を作る
↓
本来の「感謝を表す」チップがアメリカ人によって持ち込まれる
↓
次第にタイの繁華街に日本人客その他外国人が増える
↓
いつのまに、女の子だけでなく、ママさんやウェイターにも「チップを払うのが当たり前」という文化になってしまっている。
↓
特に「日本人はNOと言えないし、見栄を張るので、言えばチップを払う」ということが徐々に知れ渡る。
↓
謝意を表す意味は忘れられ「チップはもらえて当然」という態度になり、店員側から「チップ」と要求される謎文化だけが残る。
「気持ち」という基準では、席につけた女の子が、お触り、キス等満足なサービスをしてくれて、その後お持ち帰り(PB)しなかった場合、席につけた女の子に時間を拘束した分チップを払う意味は分かる。
ただし、ここではっきりしておくが、ドリンクを運んだだけのババアやウェイターにチップを払う理由は一個もない。逆に、ドリンクを持ってきただけで、「もらえるのが当然」という態度がまかり通るのが意味不明。
現在、特に日本人の「NO」と言えない気質からそうなるのか、「とりあえず『チップ』と言えば出してくれるだろう」→「チップをもらえて当たり前、チップを払わない奴はケチ」と店側の調子乗り具合がエスカレートしてしまっている。
また、観光客の多いバンコクなので、残念ながら、「来てくれた人を満足させればまた来てもらえる」という発想より、「来てくれた人≒お金を持っている人からお金を取れるだけ取る」という発想の方が多いように見受けられる。
「タイのゴーゴーバーでドリンクを持ってきただけのババア(ママさん)にチップいくら渡す?」と言うアンケートでは、以下の結果になった。
タイのゴーゴーバーでドリンクを持ってきただけのババア(ママさん)にチップいくら渡す?
※一番近い選択肢を選んでね— たはら@タイナンパ&風俗ブロガー (@tahataha4646) August 14, 2019
- あげない62%
- 20B
24% - 100B
12% - 500B
2%
半数近くの人がドリンク持ってきただけのババアにもチップ渡しているとの驚きの結果になった。NOと言えない日本人の弱さなのか、店員のがめつさとしつこさからなのか。さらに、750人の2%、つまり15人はそんな店員たちに500Bもあげてるとのこと…
このアンケートではこのような結果になったものの、「チップはいくら払えばよいのか?」次の章で掘り下げていこう。
チップはいくら払えばいいのか?
大前提として、繰り返しになるが、チップの額はメニューに定められているわけでもなく、店側がはっきりと決めているわけではない。
ある程度の相場や平均、もっと言うと、文句を言われにくい額を、ゴーゴーバーで飲んだ時に求められるシチュエーション別・店員別に場合分けしていこう。
女の子をつけた場合
ステージや店内から気に入った女の子を自分のテーブルへ呼んで一緒に飲み、かつその子をペイバー(お持ち帰り)しなかった場合は、100B前後が相場。
さすがに時間を拘束して、渡さないと言うのは怒られるし、怒られてもまあ分かる気がする。基本、タイのゴーゴーバーでは席につけると何かしらのサービスやお触りはあると思うので。
一部日本人に人気の店は、「チップ、ニヒャクバーツな」と言う感じで100Bじゃ少ない感を出して攻めてくる子もいるが、総じて100Bが必要十分ライン。
過激なサービスをしてくれた子に対してはもっとあげてもいいと思うけど、そもそも、レディースドリンクで女の子たちは稼げているんだし、当然、女の子を付けてドリンクを奢った時点で全くもって女の子にお金がいかないわけではない。
もちろん、ペイバーしたかったけど時間の都合でペイバーできなかった場合など、「今後も仲良くしたい」といった場合であれば会計時or退店時に多めに渡すと良いだろう。200B〜300Bぐらいあげると喜んでもらえる。
ウェイターとかママさんとかのババア
タイのゴーゴーバーでは女の子だけでなく、店員もドリンクを運んで来た時、もしくは会計時に「チップ、チップ」と言ってくる。
ドリンクを運んだだけのババアに関しては「徹底的に払わない」、もしくはお釣りの10Bを残す。で問題無いと思う。
一部、良い女の子をつけてくれた場合や、良い席に案内してくれたり、何かしらのサービスをしてくれたら払う理由と価値があるが、実際、普通にゴーゴーバーで飲んでいて、あのババアたちにお世話になることはない。
逆に言えば、その店の馴染みになりたい場合、女の子や店員と特別仲良くなりたい場合は、ママさんに対しても多めにチップを渡すと効果的。意外にも相手は覚えてくれる。
ただし、その場合以外ではママさんやウェイターに対してマジで払う価値も払う義務もない。まさに死に金だと思う。
絶対にあげない。睨まれても無視。単なる死に金。 https://t.co/lPcrdGCKqD
— METOO_555 (@METOO_BKK) August 14, 2019
一部のババアはチップを渡さなかったら叩いてきたり、暴言を吐いてきたり、ケチだなど言われるが、お金を与えたところで何もあなたに得はない。その上、チップを少し払ったら、当然かのようにお札を奪っていく。ましてや20B渡すと怒ってきたりもする。
特に、オブセッションやストラップスなどのレディーボーイ店はかなり強めにチップの要求があるが、圧に負けてチップを渡すとどんどん関係ない店員まで寄ってきてチップを求めてくるので注意。下手に与えるとつけあがってたかってくるので気をつけよう。Noと言える日本人になろう。
圧に屈さずあげなくても良い。
トイレにいる肩もみジジイ
バンコクのゴーゴーバーのトイレには、小便中に勝手に肩もみをしてきたり、おしぼりを用意してきたり、手洗いの水やティッシュを出してチップをもらおうとするジジイがいる。
あまり海外経験のない日本人の旅行者の方は「なんてサービスの良いトイレなんだ」と感動する人もいるが、もちろんこのサービスはチップ目的。勝手にサービスを押し付け、トイレを出るタイミングで「チップを置いていけ」と言われる。
このジジイには、サービスを受けた場合、少額のチップを払うのが通例になっている。小銭(10B〜20B)で十分。
なので、必要なければサービスをしようとしてくる前段階で断るべき。勝手に世話をしてくるので断りづらいが、蛇口の水ぐらい自分で出すし手を拭くティッシュぐらい自分で自分で取れる。
たはらは肩を揉まれたら「大丈夫」と事前に言って断る。後々面倒なので。
チップについてのまとめ
ここまでタイのゴーゴーバーにおけるチップ文化、及びチップはいくら払えばいいのか?について解説してきた。
これまでは「分からないから言われるがままにお金出しちゃう」そんな人が多かったのではないだろうか。
確かに、日本人の旅行者の方にとってははした金かも知れないが、そこまで店の言いなりになる必要はない。
特に、ドリンクを持ってきただけのママさんへ渡すチップなど完全な死に金、意味と価値のないチップなので、そのお金は別の店で使うなり、本当に好きな子や仲良くなりたい子か自分に使うべき。NOと言える日本人になろう。
そこにお金をかけるならば、良いホテルに泊まる方がより価値がある。
参考)
今回の記事で書いた額はあくまで目安なので、時と場合によって多少は異なる。柔軟に対応して頂き、あなたがタイの夜の女の子ともっと仲良くなれれば幸いだ。
また、タイの夜遊びをもっと楽しくするnoteも公開しているので、以下の記事を読めばタイ風俗がもっと楽しくなります。
▶︎タイの風俗嬢ともっと仲良くなりたい人、個人的な関係になりたい人、ぶっちゃけ裏引きしたい人
▶︎夜遊びを楽しくするために、少しだけでもタイ語ができるようになりたい人へのタイ語勉強法
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直接ホテルや家へ呼んだ直家アポに特化した記事。実際にたはらがTinderなどで出会い、直接家へ呼ぶアポを決めた7つのパターンの流れを惜しげも無く晒しています。