この記事では、ネット上に溢れる「タイなど東南アジアでは太っている人がモテる」「デブは東南アジアで人気」という言説に対する真偽を東南アジア夜遊びブロガーのたはらがまとめていく。
5年近くタイを中心とした東南アジアで実戦を積み、日々「モテ」について試行錯誤してきたたはらの立場として、ガチで考察していく。
結論、残念ながら東南アジアでデブがモテるなんて幻想は捨てた方が良い。
今だに根強い「東南アジアでは太っている人がモテる?」説の起源と歴史的背景
まず、実際にネットやXで検索すると、「太っている=富の象徴=モテる」と言った書き込みはいくらでも見つかる。
そもそもこの噂はどこから来たのか?
確かに時代を遡れば、農業社会だった時代、食料が豊富であることは富や成功の証であり、太っていることはそれを象徴するステータスでもあった、というのは確からしい。
また、アフリカやオセアニアなどの一部の島国では「太った女性が人気」であったりするのも一応事実であるらしい。
ただこれらは言うまでもなく先史時代の話で、また現代のアフリカなどの例でも基本的には「太った女性」がモテる話が大半であり、「太った男性」がモテている事実などは見つからなかった。
また2024年に公開された大手出版社の扶桑社の日刊SPA!でも、
【アジア系の女性から“ぽっちゃり男性”がイケメンよりもモテる納得のワケ】なる記事が公開されている。
ただ、この記事をしっかり読むと、
- アジア系の女性がいる夜のお店に行き、「イケメン嫌いなの?」と尋ねると、女性が「イケメンはすぐ浮気するでしょ。気を遣うし、あまり興味ないよ」と言った
- 続けて「カッコイイより優しい人が好きだし、あなたやあなたの友達(いつも一緒に来るポッチャリおじさん)はみんなジェントルマンだから、一緒にいると仕事も楽しいよ」と言われた
- 我々のように「ジェントルマン」的な振る舞いをしたほうが、彼女たちにはモテる確率が高い
と結論付けている。
東南アジアガチ勢としてはツッコミどころはたくさんあるが、
- まず女性が飲み屋の女性
- 筆者がこのお店のお客さんで常連
というだけでも信用に値しない内容だが、さらに記事最後の著者プロフィールを見ると、
・デブ限定の会員制オンラインサロン
・大きいサイズのファッション通販サイト
などを運営している「デブビジネス」をされている方が書いている記事なだけだった。
結論、東南アジアで太っているからモテるなんてことは絶対にない
おそらく、この噂は「東南アジア=貧しい」「太っている=富の象徴」→「東南アジアでは太っている人がモテる」というイメージでなぜか広まった話なのだと推測される。
しかし実際に、東南アジアに行った人は分かると思うが、多くの東南アジアの国で首都や中心となる都市部は発展しており、かなり都会的で、これが「食うにも困る貧しい国」と言うのは無理がある。
また、西洋的な美の基準と言うか、街を歩けばメディアや広告でスリムなモデルや俳優が多く起用されている。というか、日本の広告以上に、イメージ広告でデブが使われることはほぼない。
ファッションでも、街中の広告でも「デブな男」が格好良いとされるような風潮は絶対にない。
たはら個人の体験としても、太っていた時より痩せている方が確実に好印象を持たれることが多いし、
逆に女性も太っている子は人気はないし、Tinderなどでもデブは「I’m chubby」と書いてめちゃくちゃ控えめ。少なくともデブが加点になるなんて、言うまでもなく誰も思ってないと思う。
今週3即目やって調子乗ってたら写真よりプラス15キロぐらいの来た
写真と違いすぎるやろって言ったらi’m chubbyって回答なってない
今帰る口実探してる
もう絶対直ヨネスケせん pic.twitter.com/eA1pN7XKMG— たはら@東南アジアマインド/海外ナンパブロガー(タイなう) (@tahataha4646) February 11, 2022
じゃあ、どういう体型がモテる?
そもそも、タイでは肥満率が高まっており、人口の約10%約600万人が肥満と考えられている。
参考)タイランドハイパーリンクス:タイの子供の1割が肥満
これが社会問題になっているぐらいなので、もうそんな「太っている=裕福で良い」なんて印象はない。
ではどういう体型がモテるのか?
答えは全く面白くないが、普通に引き締まっている体型がモテる。たはらが接してきた数々の経験から、どう考えてもこれはほぼ日本と同じと言える。
ただ、逆にガリガリ過ぎるのも少し見劣りするし、筋トレしまくってムキムキだとややゲイっぽさが出てしまう。
もう少し細かく言うとすれば、おそらく日本よりは少しだけは許容度は高いのは事実。
それはタイだからと言うよりも、あなたが外国人として見られるので、まずは体型より「外国人」である特徴の方が強く印象に残るという意味ではあるかも知れない。
ただあくまで刺さる層の広さを考えると、「普通体型、引き締まった身体」がモテると言えるだろう。
「タイではデブがモテる」
って定説、語弊ありすぎるんよね。
確かに”日本”と比べたらデブへの許容度は高いけど、当然、”普通体型の人”と比べてデブがモテるわけないでしょ。対象が極端に狭まるし、モテはしないあえて刺さる層(≒モテる)を狭める方に行く必要はないので皆さんシンプルに痩せましょう
— たはら@東南アジアマインド/海外夜遊びブロガー(タイなう) (@tahataha4646) September 22, 2021
まとめ:残念ながら一切デブがモテるなんてことはない
「東南アジアで太っている人がモテる」という噂は、過去の農業社会などの「富の象徴」としての肥満という認識などにより広まり、なぜかネット上ではこの理論が謎にまだ根付いている。
実際に東南アジアにいる身としては一切デブがモテるなんてことはない。と断言したい。
都市部を中心に西洋的な美の基準が浸透し、街中の広告やメディアでもスリムな体型が理想とされ、太っていることが魅力的とされることはまずないだろう。
むしろ、日本と同様に、引き締まった健康的な体型が好まれる傾向の美意識が根付いている。
こういった噂を信じて体型管理を怠ったり、身だしなみに力を入れないとなおさらもっとモテなくなる。
より具体的なモテ情報、タイで女の子と仲良くなりたい人は以下の記事を参考に。
たはらが100人近いタイ人素人をGETしたTinderのノウハウをまとめた大人気のnote↓
コロナ後のタイナンパの完全決定版記事、出来ました。
タイは風俗だけでなく、ナンパでも夢がある。タイの素人の女の子とも仲良くなりたい人は全員必見↓