この記事では、2024年2月に東南アジア夜遊びブロガーたはら(@tahataha4646)が行った、タイのパンガン島への遠征記を書いていく。
タイのパンガン島と言えば、フルムーンパーティーが有名だが、今回はそうではない、普通の日に行ってきた。
結論、「普通の日」のパンガン島もかなり良い。
結論、フルムーンじゃなくてもパンガン島は十分楽しめる。
人もぼちぼちで、島をゆっくり味わうにはちょうどいい。
のんびりもしてるけど、ちゃんと最高のパーティも毎晩ある。むしろイベント少ない時期だと時間さえミスらなければ大体皆一箇所に集まるし、色々ひっくるめて意味のある旅になる。はず。 pic.twitter.com/G6OL9Ug3bx— たはら@東南アジアマインド/海外ナンパブロガー(タイなう) (@tahataha4646) February 22, 2024
ただし、パンガン島の動き方はかなり特殊で、さらにフルムーン以外では日本語での情報がかなり少なくなく、イベント探し、パーティ探し、動き方に苦労した。
そういったこともあり、普通のパンガン島の様子を始め、安い行き方、ナンパ的にはどうなのか?風俗などエロはあるのか?
現地の様子、おすすめのスポットまで、詳しく魅力を解説していきたい。
パンガン島の基礎情報
パンガン島は、タイ南部スラタニー県に位置する島。
同じくリゾートアイランドとして有名なサムイ島のほぼ隣。
大きさは、228km²なので、沖縄の石垣島とほぼ同じぐらいの大きさ。
最もパンガン関連で有名な「フルムーンパーティ」は、毎月1回、満月の日に行われている。世界3大レイブにも数えられ、世界中からパリピが集まり、パンガン島をパーティアイランド足らしめている。
平行四辺形のような形の島だが、パンガン島1の繁華街になっているのがドンサック港付近(MAP左下)。ナイトマーケットや飯屋、そして数少ない常設のクラブなどが集まる。
フルムーンパーティ以外の通常時はこのドンサック港エリアに宿を取ると何かと便利で無難。
一方、フルムーンパーティが行われるのはハードリンビーチ(MAPの右下)。
今回はフルムーンではない時期にこのエリアに泊まったが、人少なめでやや静かでちょうど良かった。
東南アジアでのナンパ遠征というと過去の記事でも書いた通り、その街の繁華街にホテルをとってクラブを回って行くのが基本的な動き方だと思うが、
パンガンは「クラブ」という建物に人が集まるわけでなく、ビーチの側や森の中などがイベント会場になることが多く、基本的にはそのイベントに人が集まるというような感じ。ここが他の都市と比べ特異だったので注意。
フルムーンパーティの日であれば、基本的にはハードリンビーチでフルムーンパーティに参加してればいいだけだが、平場のパンガンではこのイベントの選び方や探し方がキーポイントになる。後ほど詳しく解説する。
パンガン島の安い行き方
パンガンに行く現実的な行き方として、以下の2つが挙げられる。
1.バンコク→サムイ島→パンガン島
→この行き方は、楽で移動時間もやや短めで最も一般的だが、バンコク⇆サムイ島の飛行機代が常時往復4万円近くとクソ高い。
この路線はバンコクエアウェイズ一社独占していて、例えフルムーンの時とかハイシーズンじゃない平日でも値段は下がらない航路。バンコク⇆チェンマイ往復1万円を切るタイ国内線にしては異常なほど高い。
さらにこれに加えてサムイ島⇆パンガン島のフェリー代もかかるので、お金的に余裕がある人や日本からの旅行できて時間に限りがある人はこの行き方がおすすめ。
(なんでもない普通の平日でも4万円は超えてくる)
しかし、今回たはらが使ったのは以下のルート。
2.バンコク→スラタニー空港→ドンサック港→パンガン
飛行機でスラタニー空港に行き(1時間)、そこからバスでドンサック港へ(1時間半)。そしてフェリーでパンガンに行く(2時間)行き方。
移動にやや時間がかかり面倒だったが、飛行機、バス、フェリーがセットになったチケットも販売されており、すべて混みで往復で2万円程度で済んだ。
船も中にコンビニがあるほど大きく、割と快適な船旅だった。
エアアジアから全部込み込みのジョイントチケットも販売されているので、元気のある若者はこちらのルートをおすすめしたい。
フルムーンではない、普通のパンガン島の様子は?パーティはやってる?
結論、パンガン島ではフルムーンパーティー以外にも様々なイベントやパーティが行われているが、「そこら中でパーティやってる」というのは嘘になる。
前述通り、固定の常時営業している「人気クラブ」があるわけではなく、イベント毎に会場が変わるイメージなので自力で情報を集めて、そのイベントに参加するのが一般的。
ビーチで踊った次の日はジャングルの中のクラブへ、なんてこともパンガンならでは。
パンガン島初日、最高だった。
長い階段を下って辿り着く小さなビーチ横の秘密のパーティ。誰もが自由な空間。99%白人で、ぴよひこと2人で食らいすぎてビーチで寝て、身体が動くようになった時の世界の明るさ、この空間の素晴らしさ、音楽、波の音、星、泣く。息するだけで満足。世界すげーってなる pic.twitter.com/Gbx3G9RNBe
— たはら@東南アジアマインド/海外ナンパブロガー(タイなう) (@tahataha4646) February 16, 2024
※逆にイベントが無い日は行っても真っ暗で入れないので注意。
このイベント情報だが、日本語の情報はほぼ入手できないので、インスタグラムなどのSNSを利用して情報を収集するのがおすすめ。
例えば、このアカウント、Phanganeventsなど。
またはFacebookで「Phangan」と検索して出てくるFBグループ内でも、イベントのフライヤーなどが流れてくるので参加しておくと情報が手に入りやすい。
また、各イベントやパーティの雰囲気を知りたい、日本語での情報であれば間違いなくこのアカウントをフォローすべき。
パンガン島は普通の街と違い、クラブという建物に人が集まるのが主ではなく、海や森がパーティ会場に。
ただそのパーティ情報は日本語でほぼ0。
今回は宿で聞いたり、FBのグループやインスタで調べまくったけど、
結果、この垢(元大弁さん)見るのが圧倒的に役立つと思う。殆どのイベントの空気が分かる https://t.co/35wqyumi0m— たはら@東南アジアマインド/海外ナンパブロガー(タイなう) (@tahataha4646) February 24, 2024
参加したパーティ、おすすめのクラブ
ここからはたはらが実際に行った個別のパーティ、イベント、クラブ情報をまとめていく。
ただ、前述通り、あくまでそのタイミングでどのイベントがあるかはインスタやFBグループで調べるしかないので、参考までに。(その場所に行けば何かしらのイベントがやってる、というワケではない)
また、ピーク時間はバンコクなどに比べると遅い。23時ぐらいから人がぼちぼち集まり始めて、午前1時~2時前後にピークを迎えるイメージ。
むしろ朝日をみんなで見て終了、というパーティもあるので、夕方〜夜は一眠りしてスロースタートでちょうど良い。
客層で言うと、どこも基本98~99%白人。
(普通の日の)パンガン自体、白人が多いので当然だが、例えば下のGroovyというイベントはマジで我々以外アジア人(タイ人を含む)を一人も見かけなかった。
またそこもタイの中でも異質感があってよかった。
エントランス(入場料金)は、400B〜500B前後の所が多かった。インスタやFacebook経由で前売りを買うと100Bぐらい安くなる。
Groovy@Samsara Beach Club
港とハードリンビーチの間、海沿いのSamsara Beach club。
勾配がキツい坂道の途中にある入り口から、長い階段を降っていく。
海岸まで下り切ると一変。海沿いに幻想的で最高の空間が広がっている。
岩場に沿って作られた隠れ家のような部屋や、ビーチには横になれるビーチベッドもあったり、雰囲気は抜群。
ドンサック港、ハードリンどちらからもアクセスはそう悪く無いので、ぜひここで行われるイベントは参加してみてほしい。おすすめ。
※「Beach club」といってもバリのようなビーチクラブではなく、海の横の小さいクラブ。日中やイベントが行われていない時に行っても、何も無いので注意。
Lost in jungle@Retro Mountain Jungle Club
Sound Garden(サウンドガーデン)
サウンドガーデンは上記2つのイベントと異なり、常設されたクラブ。ドンサック港付近の繁華街付近にある。
Sound Garden、ガチ良い。
海や森でのイベントがメインのパンガンで少数派の常設クラブ。
3階建てで中にバー、大麻屋、色んなソファ、ベッドまであってもはや幻想的な秘密基地。
バンコクには無いタイプの自分の世界に入り込む系クラブだからナンパ向きではないけど、タイNo.1レベルで好きかも。 pic.twitter.com/LzJbXjLJOy— たはら@東南アジアマインド/海外ナンパブロガー(タイなう) (@tahataha4646) February 19, 2024
結論、タイ最高クラスにおすすめ。
中は3階建、バー、大麻屋もあり、ベッドや様々な椅子やソファが用意されていて、秘密基地のようなクラブ。
開放感もあり、雰囲気も音楽も独特で、絶対にバンコクではないタイプのクラブ。
全ての欲望を集めたような、最高のクラブ。おすすめ。
Chill up(チルアップ)
港からハードリン方面に少し行った常設のクラブ。
常設系のクラブの中では知名度が高く期待していたが、まあ普通の島のクラブって感じでたはらが行った時はお客さんもほとんどいなかった。
ピーク時間を聞いたら「24時以降」と言われたので、遅い時間かつ有名DJが来る時などは期待。
風俗などエロは?ナンパは?Tinderは?
結論、風俗もごく一部あるしナンパもできるのはできるけど「わざわざパンガンでする」ってほどおすすめではない。というのが我々の結論。
まず風俗は、ちょっとだけエロマッサっぽい店がある。(ハードリンビーチ前など)
その他、繁華街のドンサック港周辺エリアにもエロそうな女の子が座ってるマッサージなどはぽつぽつあったものの、バンコクやパタヤのような「むき出しのエロエリア」などは無い。バービアなどもほぼ見かけなかった。
遊んではないが、女の子のルックスも南部っぽい、黒いゴリラ系が多かった印象。わざわざパンガンで行く人はあまりいないでしょう。。
またナンパはGG(白人)狙いであれば、確かに白人の割合自体は多く、楽しめるのかも知れないが、
- 上述通り、人が集まる「クラブ」はメインではなく、ホテルなどから離れた海や森の会場が多い。搬送は厳しい
- (バンコクナンパ師的には)ナンパ箱的な雰囲気とは大きく異なる、「踊る」メインのクラブ多い
- 「入り込む」系のクラブが多いので出会い感はない
- 草や🍄もあるし、自分のことでいっぱいいっぱいになる
平場のパンガン島ではこのように感じた。フルムーンの時に行ったら感覚は大きく異なるのかも知れないけど。
参考)タイ在住ナンパ師による2024年タイ・バンコクナンパ最新情報まとめ【タイ夜遊び】
そもそもパーティ自体楽しく、一緒になって楽しめるのは良い点だが、ナンパしなくても楽しく、満足してしまうのも事実w
また、Tinderもほぼ白人。ロシア人が多め。ただ自然系が多い。逆に「タイ人や日本人など観光客を狙いたい!」という人にとっては普通の日のパンガンはほぼ無理ゲーだと思う。
フルムーンじゃない普通の日のパンガン、
パーティ客は99%白人(タイ人含むアジア人は我々以外マジで1人も見ないレベル)。
パーティもTinderも、ロシア人がかなり多め、後はフランスも。一見GG天国でシコスラブもいるけど、バックパッカー系、ヒッピー系、ヨガ系みたいな自然系GGが割と多数な印象… pic.twitter.com/1jnYOCAyYg
— たはら@東南アジアマインド/海外ナンパブロガー(タイなう) (@tahataha4646) February 17, 2024
そこそこマッチもしたが、あくまでバカンス、パーティアイランドなのでタイミング的に合うかが微妙。
唯一、シコフランス人とマッチし、会えそうだったもののたはらの時間が無く、バンコクでのワンチャンに賭けている…
Tinderの戦略は下記の記事を参考に
普通の日のパンガンまとめ:フルムーンじゃなくても最高
結論、フルムーンパーティーがない時期でも、パンガン島は訪れる価値があると思う。
多種多様なパーティ、イベントを楽しむにはちょうど良い人の多さで、多彩な楽しみ方が出来る。
ナンパや風俗、夜遊びという意味ではそこまで推せないものの、バンコクからは安くて往復2万円で行けるので、個人的にも確実にまた行きたい。
動き方などはかなり特殊かつ、日本語での情報は他に乏しいが、ぜひ平場のパンガンもこの記事を参考に楽しんでほしい。