パッポンの歴史についてタイ在住ブロガーがまとめてみる

この記事では、

タイナンパ &風俗ブロガーたはら(@tahataha4646)が、タイにあるナイトスポット、パッポン歴史を紹介していく。

 

これまで、ナナプラザソイカウボーイパタヤ、とタイにある各エリアのエロスポットの成り立ちの歴史を紐解いてきたが、今回はバンコク3大ナイトスポットの一つでもあるパッポンの歴史や成り立ち、その名の由来についても紐解いていく。

 

パッポンの歴史

パッポンは発展と衰退の歴史を辿っている。

現在「パッポン」と呼ばれるエリアはBTSサラデーン駅、MRTシーロム駅の近く。パッポン通り1,2がこのエリアの中心。

パッポン1にはナイトマーケットが毎夜開かれ、その両脇をゴーゴーバーやバーが埋める。

また、ゴーゴーバーではピンクパンサーやキングスコーナー等のキングスグループなどがよく知られ、さらに近郊は日本人向けカラオケ街のタニヤがある。

さらにもう一つこの地で有名なのが、ゴーゴーボーイや女性向け&ゲイ向けエロマッサなど、女性向け、ゲイ向けの風俗店も密集している。

参考)

そんなカオスなエリア、パッポンの歴史は今から70年以上前に遡る。

 

1946年:
Patpongpanich一家が現パッポン一帯を購入し、開発を進める

1946年、Patpongpanich家が、現在のパッポン一帯の土地を6万バーツ(当時2400ドル以下)で購入。

当時は小さな運河しか無かったこの土地を開拓しこのPatpongpanich一家に由来して「Patpong」と名付けられる。

~1960年代中盤:
ビジネス街として機能。Patpong Soi 1も完成。

1960年代中盤ごろまでのパッポンは普通のビジネス街として、報道機関や外資系企業等が並んでいた。

さらに、Patpongpanich家は道路を完成させ、これが現在のパッポン 1、つまり現在のパッポンナイトマーケットのある通りとなる。

MEMO

その名残として、現在もパッポン ソイ1は公道でなく私道。

私道なので、昼間は車両が通行できるが、ナイトマーケットの開催される夜のみ車両通行止めに出来る。

 

そして、2019年に62年の歴史に幕を閉じた洋食店みずキッチン(Mizu’s Kitchen)も、パッポンにオープン。

開店当初のミズキッチン周辺↓

1968年頃まで:
バーが数軒オープン

普通のビジネス街だったパッポンに、数軒のバーが登場。

当時はニューペッブリー通りが夜遊びの中心地であったが、パッポンもアメリカ軍人向けの遊び場として見出され始める。

1970年代初頭にはパッポン ソイ2も開発され、その後バーやゴーゴーバー、ストリップ、マッサージパーラーが増え、ナイトスポットとして一躍有名になる。

ミシシッピクイーン、Grand Prixなど、アメリカ人を中心に人気のバーも登場。

1990年代初頭:
パッポンナイトマーケットがスタート

Patpongpanich家はパッポン ソイ1にパッポンナイトマーケットを開く。

これによりナイトマーケット目当ての健全な観光客が通りに増えたものの、逆に夜遊びスポットとしては低迷してしまう。

さらに当時多かった日本人も、バブル崩壊やぼったくり等悪いイメージで足が遠のく…。

現在のパッポン

現在のパッポンは、3大ゴーゴーバー密集スポットに数えられるものの、ナナプラザやソイカウボーイに比べて人気が劣る印象。日本人のみならず、「パッポン」が語られることは比較的少ない。

さらに、パッポン1を通るとひっきりなしに「ピンポンショー、ピンポンショー」と声をかけられ、「見るだけタダ」「ビール安い」などの言葉に誘われ客引きについて行くと、2階にあるバーに連れていかれぼったくられるという被害をよく聞く。

参考)

ぼったくり!監禁!パッポン通り

 

どちらかというと現在日本人にとって人気が高いのは、パッポン通りよりもタニヤ通りの方だろう。

※ちなみにタニヤ通りはPatpongpanich家の所有ではない。現在はナナプラザ、ソイカウボーイに比べやや寂しい印象に…。

パッポンの歴史まとめ

ここまでパッポンの歴史をまとめてきた。

パッポン一家の開発によって、小さな運河以外何もない土地からバンコクを代表的スポットになったパッポンだが、発展と衰退の歴史を繰り返している。

今はどちらかというと谷の時期。

ナナプラザやスクンビットに比べると、ちょっと人気が薄い印象。パッポンのゴーゴーバーに行っても、ナナプラザのレインボーグループや、ソイカウボーイのバカラのように、「お客さんでいっぱい」なんてことは正直無い。ある意味、穴場になっているのかもしれない。

ただ、今だに根強いファンが多く、今後、ナナプラザやソイカウボーイに負けない盛り上がりが戻ってくるかもしれない。再興を待ちながら注目していきたい。

 

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