ミャンマー・ヤンゴンのナンパ遠征を通して学んだミャンマーのナンパ事情

この記事では、

バンコク在住タイナンパブロガーたはら(@tahataha4646が2018年12月に行った、ASEAN週末ナンパトラベラー企画第5弾のミャンマー・ヤンゴンでのナンパ1日目、主にヤンゴンのクラブについて書いていく。

ミャンマー、ヤンゴン風俗まとめ↓

たはらの思いつきとJOJOさん(@WORLD_S○X_TRIP)のご支援で始まったこの企画も、数えることもう第5弾。一応、年内いっぱいの予定だったので、企画としては今回が最終回。

その最終回、第5弾として選んだASEANの国は謎の都市、ミャンマー、ヤンゴン。

この企画最後にして最大の挑戦となる。

 

ミャンマーという国の事前情報

行き先がミャンマーに決まり色々調べたものの、日本語のミャンマー情報はかなり少ない。これまで遠征した国と比べると、ぶっちゃけミャンマーって1番影が薄いと言うか、アウンサンスーチーさんぐらいしか思いつかないぐらい謎に溢れた国。

調べた限りではミャンマー人の国民性は、

・おとなしい
・シャイ
・純朴
・英国統治の影響で英語が上手

と、軒並みタイ人とは逆の印象。素朴で田舎っぽい、東南アジアらしくない国民性という。しかし、それ以外のことは、ナンパ情報はもちろんのこと、普通の観光情報も少なく事前に準備がほとんど出来なかった。

※ちなみにミャンマーの首都はネピドーで、ヤンゴンはミャンマー最大の都市なので注意。まあ何をどう注意すればいいのか分からんけどw

それもそのはず、ミャンマーは2018年9月まで日本人の入国には原則事前申請のビザが必要であり、タイの隣と言えども若干距離があった。日本人を含め、外国人観光客にはあまり開かれておらず、ASEAN週末ナンパトラベラー企画で行った別の都市に比べて、あまりにも謎の都市感が強かった。

参考)ミャンマー、日韓対象に観光ビザ免除

ミャンマー最大の都市、ヤンゴンに到着

12月某日。

今回の遠征は当サイトでもおなじみのTKさん(@kiimaona)とミャンマーへ向かった。

タイから飛行機で1時間半。飛行機はあっという間にヤンゴンの地に到着した。時差は日本と2時間半、タイと30分という微妙な時差w

 

ミャンマーに到着して感じるのは、圧倒的な異国感。

空港に出迎えに来る人は伝統衣装に身を包み、男性でも巻きスカートを履いている。女性は顔に「タナカ」という白粉を塗っている。

 

タナカはこういうやつ↓↓

 

空港の時点でちょっと他の国と空気感が違う。1人だったら不安になるところだが今回はTKさんも一緒。空港でSIMカードを颯爽とゲットし、街へ繰り出す。

ちなみにヤンゴン空港のSIMカードの値段はこんな感じ↓

(1チャット=約0.08円なので、100チャットが8円ぐらい。8を掛けて0を2つ取ると日本円に換算できる。4000チャット=320円ぐらい)

ヤンゴン空港から市街へ

空港からホテルのあるスーレーパゴダ近くまで約1時間半。タクシーやGrabでも7000チャット~10000チャット(約560円~800円)程で行けたが、2018年から運行が始まったばかりのバスで行くことにした。

ヤンゴン空港から市街へのバスは500チャット=約40円で市街の名所に止まる。運賃50円以下だけど、タイのバスより全然キレイw

バスは1時間半でヤンゴンの中心、ダウンタウンにあるスーレーパゴダ付近に到着した。

ヤンゴンの街の雰囲気とミャンマー料理

今回のホテルは街の中心部に取ったはずなのに、ヤンゴンの夜はどこか暗く、歩いている人もかなり少ない。ちょっと1人で歩くには怖い感じ。ましてや女性は全然歩いていないw電灯はあるのに、なぜか明るさが足りていないw

国の最大の都市とは思えないほどデベロッピングな感じで、街の雰囲気はどこかインドに近い。東南アジアというより、南アジア。これまでのASEANナンパトラベラー企画で行った各都市に比べて、一段と異国感と発展途上感が強い。

日本の昭和に見られた街頭テレビに集まる人々。Always3丁目の夕日の世界。

 

とりあえずナンパに出る前にTKさんとミャンマー料理を食そうとレストランを探す。

しかし、ヤンゴンはミャンマー最大の都市といえども、街の看板も英語がかなり少なく、他の大都市にあるような、いわゆる「外国人向けレストラン」のようなものはほとんど無かった。

外国人観光客が少ないからなのか、TKさんと日本語で話をしているとミャンマー人からジロジロと見られる。タイで日本語を使って話をしていてもここまで見られることはないのに、それぐらい外国人として好奇な目で見られていた。

ミャンマー人の視線を集めつつ日本人男二人で街を歩き数十分。ちょっとした屋台街を見つける。その中の謎のミャンマーおでん屋台がずば抜けて美味しそうだったので即決。

一本100チャット=8円w

正確にはこれはおでんじゃなくて、「アッメーダ」というホルモン串のことで、中央のスープに浸した後、タレを付けて食べる。これがめちゃくちゃ美味しい。何本でも無限にいけてしまう。2人で腹いっぱい30本以上食べても250円だった。

ビールや他の料理も持ち込みOK。OKというより、持ち込み推奨wこの手前の”ヒン”というカレーも他の屋台からデリバリーしてもらい、2000チャット=160円ぐらいでめっちゃ安い。

 

また、お酒も異常に安い。このウィスキーはなんと1000チャット、80円w ビールも一缶1000チャット程で食に関してはかなり安上がりだった。

酒とホルモン串を注入し準備が整う。ホテルへ戻り髪をセットして、ヤンゴンの夜の街へ繰り出す。

ヤンゴンのクラブナンパ事情

1日目の夜のメインはクラブナンパ。

街に人がいない分、クラブには人が集まると信じていた。ヤンゴンの街に燦々と輝く夜のシュレタゴンパゴダを横目に、パゴダより輝くミャンマー女子ゲットを目指してインヤー湖へ。

FUSE

まずは、ヤンゴンNo.1との情報があったFUSE。

ダウンタウンエリアからは30分ほどの、インヤー湖周辺、ミャンマープラザというショッピングモールの中の4階にある。情報によると、ハイソ系が集まる、ちょっと良いクラスのクラブだそうだ。バンコクで言うところのトンローエリアのクラブにポジションが近いイメージ。

FUSEのエントランスは30000チャット≒2500円

 

いや、エントランス高くない?!w ウィスキー80円、豚の串8円の国なのに…

世界クラブランキング・アジア3位のマレーシアZoukでも1500円ぐらい。。。タイでもOnyxは1800円ぐらい。

まあ国1番のハイソクラブということで良しとしよう。切り替えて、渋々ながら30000チャットを払おうとするが、、、、

 

クラブ店員

「ノーショーツ!」

と受付のおっさんに止められてしまうw長ズボンじゃないとダメらしい。半袖半ズボン半笑いをモットーに掲げるたはらにとってこれは痛い。。モットーの半笑いが苦笑いになりながら、どうするか戸惑っていると、

 

クラブ店員

「5000チャット(約400円)で長ズボンを貸すよ

と、ノリノリで言われ、藁にもすがる思いで、5000チャットを追加で払い、長ズボンをゲットしたたはらだが…

 

 

 

くっっっっっっそダサい。スト値-5万ぐらいwww

いやダサすぎるwww

どうしてもダサいが、それでも背に腹は代えられない。ようやくFUSE箱、IN。時刻は深夜0時過ぎ。いつの間にかFUSEの前には人が溢れていた。さあ、ゲームの始まりヤンゴン。

 

ヤンゴン最強クラブFuseは広々としていて中箱~大箱の間ぐらいの規模。DJブース前のテーブルが敷き詰められたエリアがメインエリア。バーカウンター周辺はやや落ち着いていて、ソファ席があったり、割とゆったり飲める。

街中には巻きスカートの男が多かったけど、クラブ内はみんなちゃんとジーンズ。前評判通り、そこそこおしゃれな人が多い。少なくとも、このジャージよりダサい奴は見かけなかったwww

 

ジャージはダサいながらも、箱内は良い感じに盛り上がっている。TKさんと乾杯を済ませ、メインフロアに飛び込む。

ミャンマービールが入ったグラスを片手に、爆音に乗る。ただ、ココの箱、男女比はかなり悪い。

カップルや男女グループで来ている組合わせばかりで、女の子だけの集団が数えるほどしかいない。男女グループはその中で彼氏らしき人がいたり、なんだか話しかけられる雰囲気は無い。

他の東南アジアの国よろしく、グループで来てテーブルで飲んでいるだけ、といった感じの人が多く、ガッツリ踊っている人は少ない。そのせいか、キョロキョロとサージングしているとかなり浮くw しかも、浮くのに女の子とはほとんど目が合わない。せっかくこんなダサいジャージ履いてるのに…苦しい。いつもとは違う何かを感じる。

 

そんなアウェーな環境にもめげずにターゲットを探していると、メインフロアにいるゴツいセキュリティのようなスタッフとやたら目が合う。

初めは無視していたが、何度も目が合うとそのセキュリティが満面の笑みで近づいて来て、

「Hey Boss!!大丈夫か!何か探しているのか」と聞いてくるw

 

てかこで気付いたけど、このメインフロアにセキュリティや店員がめちゃくちゃ多いw多すぎるwwwこのDJブース前だけでも余ってるスタッフが7~8人はいるww

これだけいると動きづらいだけでなく、サージング中にめちゃくちゃ目が合ってすげえ笑顔で近寄ってきて、正直ウザい。まあ店員に悪気はないと思うんだけど、、、気になって全然声掛け出来ない。。ミャンマーに来てまで、チル地蔵と化す。

とりあえずTKさんと作戦会議しようとトイレに誘うも、なぜか店員がトイレにもついてくる。個室まで、、w

チップ目的で色々お世話をしてこちらに話しかけたり気にかけてくれたりするらしいけど、正直これが気になって全然ナンパできない。いつまでも付いてくる。。

その後も店員の徹底マークが続き、正直、全然いつもの感じを出すことは出来なかった。ほとんどナンパ出来ず、ハイソクラブFuseは空振りに終わってしまった。期待していた分、かなりガッカリ。

SKY WAY

次に向かったヤンゴンのクラブは、Fuseから南、ダウンタウンエリアの近くのSky Way。

エントランスは、7000チャット≒560円

このSky Way、昔はクラブ内にプロがたくさんいる、いわゆる売春箱で「風俗」要素も強かったらしい。しかし、最近では風俗色は弱まり、普通のクラブ色が濃くなっているとのこと。普通のクラブとして、普通にナンパが出来ると踏んでいた。

今度は半ズボンを止められることなく安心して入場料を払う。TKさんと気合を入れ直し、フロアに入ろうと進むと、、、

 

 

 

 

DQNだらけで治安悪いwwwもはや判決待ちの囚人のテンションww

今考えれば箱の外観から非常に古く、建物も所々ペンキが剥がれていてボロくて怖かった。中に入るとはっきりと分かるDQN感。

フロアに入ってみるとやっぱりDQNの集まりw間違いなくここにミャンマーのDQNが集まってる

こことあるサイトでは「風俗」として紹介されていたけど冗談はやめてほしい、、、風俗どころじゃないw

 

クラブ内は物理的にも比喩的にも空気が悪く、タバコの煙が蔓延している。DQNも多いし、言うならば世紀末。。

男女ともにミャンマー人10割。この箱で我々以外の外国人は見かけることはなかった。

男女比は男7:女3ぐらい。カップルが多く、女性のみのグループはプロっぽい集団が少しいるのみ。年齢層はかなり低い。下手したらティーンエージャー?見るからに若者が多かった。

 

正直、タイと言い前回のフィリピンベトナムなど、東南アジアでの箱では、ある程度「外国人である」ことがプラスに作用することが多かった。歩いているだけで目線が集まるし、そこから反応が良い子に乾杯、という戦略が通じた。実際それで即ってきた。

しかし、なにかこう、やっぱり全然目が合わない、、、頑張って中央部分にあるダンスフロアで踊ってみるもゲイから話しかけられただけ。このミャンマーでは全然刺さっていないと言うか、見向きもされていない感。。

この写真中央部、DQNに埋め尽くされている広めのダンスフロアに突入するも、ひしひしと感じる「話しかけてくるなよ」オーラ。東南アジアの特有のウェルカム感、なんてものが全くない。いくつかの男女グループに話しかけてみるも、英語が通じず途中から無視される。。

 

安全地帯を求めてトイレへ行くも、激臭。。

途方に暮れる…。このASEAN週末ナンパトラベラー企画でも感じたことのない、厳しい戦いの予感…。

 

とりあえず心の安らぎを求めて、入って右側の通路に立つプロっぽい派手めなスレンダー系の女の子と話してみる。

たはら「Hi、可愛いね!」

女の子「ありがとう、日本人?」

たはら「そうだよ」

女の子「旅行?」

たはら「うん、旅行。初めて来たんだけど。ところでココ、タバコ臭くない?」

女の子「????」

たはら「????」

ここで話が通じなくなった。普通、東南アジアのクラブによくいるプロ(フリーランスの売春婦)であればココでガンガン営業を掛けてくるはずだが、ニコニコしているだけで一切営業を掛けてこないw英語も完璧には通じていない様子。

簡単な内容で雑談を続けるも、アピールする素振りがないのでそもそも素人かプロの判断に迷う。もし間違えると失礼になるので、周りに気を使ってちょっと扉の外に呼び出し、ストレートにぶっ込んで尋ねる。

「てか、ここで働いてるの?」

と聞くと、「Yes」と答える。

ようやくプロとハッキリしたが、「そんなんじゃ客取れねえぞ!!」と言いたくなるほどアピールが控えめwこの箱でめったにいないはずの外国人なのに、全然頑張らないw

値段は言い値70000チャット≒5600円。

ここまで聞いてそのまま放流したものの、かなりあっさりと戻っていくwプロですらこんなにウェルカムじゃないって、、、

そもそもャンマー人は、言葉の問題抜きに、日本の箱以上にウェルカム度が低く話しかけるなオーラがすごい。全く攻略法が見えないままTKさんと二手に分かれてフロアに戻り、もう一度踊るが、やはり空気が悪すぎるw全然オープンしない。

 

ここで、ふと「果たしてここまでして戦う意味があるのか」という疑問が頭に浮かんでくる。空気も反応も悪く、DQNばっかりだし反応は最悪。正直、全然楽しくないw

タイのクラブでは閉店の深夜2時までの時間がいつも短く、そして時間が終わるのが惜しく感じるが、このヤンゴンのクラブはもう早く帰りたい。

ただ、今回はTKさんに同行してもらっている手前、自分から弱音を吐くことは出来ない。まるでサウナの我慢合戦のように「外に出たい」と言ってもらうのを待っていた。めげずに声掛けを続けるも、やはり一声かけ目に反応はしてくれるものの、会話が続かない。悔しいけど、全くもって相手にされていない。明らかに「招かれざる者」だ。

ガマン大会も限界に近づく頃、TKさんと箱内で再合流。残念ながらTKさんも収穫は0とのこと。いつもバンコクのクラブ内で見る生き生きとした顔と明らかに表情が違うwww

これはもう限界だと察する。多分、自分も相当苦しそうな顔をしていたはず。

どちらともなく無言で出口へ向かう。

正直、全然うまくいかなかった。

外のキレイな空気を吸うも、2人は明らかに消耗していた。クラブの外へ出てGrabを呼び、ホテルへ向かう。

Grabの車内、黙り込む2人。信号待ちで沈黙を破るTKさん。

TK「遠征ってこんなキツいんですか?!」

せっかくミャンマーに来てくださったのに、こんな苦しい思いをさせた申し訳無さと情けなさで、たはらはGrabの中で寝たふりをした。

ミャンマーナンパまとめ

これまでASEAN週末ナンパトラベラーとして東南アジアの国へ遠征してきたが、正直、どこの国も楽しかった。反応が悪くても、英語が通じなくても、なんとかこじ開けられたし、周りと一緒に楽しめた。

しかし、ミャンマーはマジで苦しい。ぶっちゃけ1日目は収穫も、楽しい要素も一個も無かった。初めてこの企画に同行してくださったTKさんが、「こんなにキツイことをやっているのか」と思われたのもちょっと納得。

 

死闘。

スーチーさんまでの道のりはかなり遠い。今回のキーワードは「死闘」になりそう。ミャンマーの夜は暗い。

ナンパ・風俗情報まとめに続きます。

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